
竜馬(坂本龍馬)と長嶋茂雄。日本人の「英雄観」に最も影響を与えた2人といってもいいでしょう。長嶋茂雄がプロ野球デビューしたのは終戦から13年後の1958年。竜馬がゆくの新聞連載はこの4年後、1962年に始まっています。小説の構想を練っていた時期は、長嶋茂雄の鮮烈なデビューから国民的ヒーローに駆け上がっていく時期とちょうど重なります。竜馬の「英雄像」に長嶋の影響がなかったとは思えません。ということで、2人の共通点から日本人が求める「英雄像」を明らかにしていきます。
私たちの「英雄像」を考えること。それは、一人ひとりがこの世に生まれてきた理由を定義する「夢」や「目標」を定める上での「太陽」の位置を理解することに他なりません。すべての「生活者インサイト」や「顧客ニーズ」は、それに紐づく下部概念になる。私たちはどのような太陽をいただき、どんな熱量をもらっているのか。それを考察していきます。
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